極東で英語を学ぶ

極東で英語を学ぶ

留学せずに日本国内で英語を学ぶ方法を模索する現役英会話講師のブログ

TOEICや英検、受ける意味ってなんだろう?

こんにちは、ヤイチです。今回はTOEICや英検を受ける意味、についてお話ししたいと思います。そんなの意味ないよ、受験してるの日本人だけだよ、という声も多いですが、私はこれらの試験の受験にはきちんと意味があると思います。

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photo credit: Diari La Veu - http://diarilaveu.com 683735747 via photopin (license)

 

 

今の自分の英語力、どれくらいですか?

大学生や社会人になってからの英語学習では、何をどう勉強するか、を全て自分で考えて決めなければなりません。その時重要なのが、自分が今どのあたりにいるのか、を正確に把握し、今の自分にあった教材や学習法で学ぶことです。

 

その一つの目安として、TOEICや英検は大変役に立ちます。日本ではこれらの試験はメジャーですので、TOEICの点数がこれくらいの人にお勧めの教材、英検何級くらいの人にお勧めの本、などという情報がたくさんあります。これらの情報を活用することで、自分に合った学習を進めることが出来ます。

 

大量の単語暗記って、意味あるの?

TOEICや英検で良い点数を取るためには、大量の単語を暗記しなければなりません。しかし、単語の暗記ってすぐ忘れちゃうだけで意味ないでしょう、と、私も一時期思っていました。でも、違うんです。

 

大量の単語に触れる中で、”あ、この単語使える!”と思える単語や、”え?こんな意味だったの?間違って覚えてた!”と気付く単語に、必ず出会えます。その他大勢の単語は忘れても、自分にとって必要な単語は心に残ります。それらが新たな語彙となって、必ずその先の自分の英語学習の役に立ちます。

 

試験嫌い、なおしませんか?

英語なんて言語だから、誰でも出来るようになるんです。日本人がみんな日本語が出来るのと同じです。だから、英語を学習するときに、英語を学習することだけにフォーカスを当てるのってもったいないです。

 

どうせ英語を学習するなら、英語を使って誰かと話したり、英語で情報収集をしたり、英語で映画やドラマを見たり、何か英語以外にも得るものがあった方がお得です。その一環で、英語を学習するついでに、試験嫌い克服しませんか?試験が好きだという方なら、試験に向かって自分を調整する力を高めませんか?

 

 

まだまだメリットはたくさん挙げられますが、逆にデメリットはそこまでないように感じます。あえて言うなら、試験勉強にあまりにハマってしまい、実践の会話力を伸ばすための時間が取れなくなってしまう危険性がある、というくらいです。そこは、上手くバランスを取る必要がありますね。