小学生の子どもが初めて英検を受験するときに、親が知っておくべきこと5つ
さて、ついこの間英検が実施されましたね。
初めて英検を受けた子どもたちも多かったのではないでしょうか。
今回は自分の子どもが初めて英検を受けるときに、親が知っておくべきことをまとめました。
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- 受験級決めは英検公式サイトの過去問を使って慎重に
- 参考書・問題集選びで見るポイントは日本語の難易度
- マークシートは必ず予行練習しましょう
- 当日の試験前の個人情報記入は2通りの方法で対策可能
- 3級以上を受験する方は要注意
受験級決めは英検公式サイトの過去問を使って慎重に
さて、英検を受けよう!となって始めにすることは、受験級を決めることです。
受験級を決めないと、参考書も問題集も買えませんね。
実は私の生徒でも、何となく5級から受けはじめたり、もう◯年英語やってるから、と3級から受けはじめたりとか、親が勝手にイメージで受験級を決める方が多いです。
が、実は、それで失敗する方が、かなりいます。
そこで、英検の受験を決めたら、まずは英検の公式サイトにある過去問を、1回分解いてみて下さい。
子どもにもよりますが、大体3ヶ月前なら60%、半年前なら50%くらいは出来ていないと厳しいかと思います。
参考書・問題集選びで見るポイントは日本語の難易度
受験級が決まったら、参考書や問題集を買いましょう。
この時しっかりと見て欲しいのが、日本語の難易度です。
英検の参考書・問題集のうちのいくつかは、明らかに中学生以上を対象としています。
漢字にフリガナがついていなかったり、難しい言葉がずらずらと並んでいたり…
そんな参考書や問題集では、なかなか学習が進みませんね。
小学生が使えるように噛み砕いて簡単に書かれているものを探しましょう。
私のオススメはこちらです。
マークシートは必ず予行練習しましょう
マークシート式の試験を受けたことのない子どもさんの場合、必ず予行練習が必要です。
当日初めてマークシートを見た子どもの多くはパニックになって、普段通りに出来ずに終わってしまいます…
当日の試験前の個人情報記入は2通りの方法で対策可能
マークシートを見ると、表面の左側に、個人情報を記入する欄がありますね。
当日試験教室に入りマークシートが配られると、試験開始までにこちらの欄を記入しなければなりません。
住所や生年月日など、意外と書けない子どもが多いんです。
ナイーブな子だと、ここが出来ないだけで戦意喪失…なんてこともあります。
まず、字が書ける子どもの場合は、事前に英検の公式サイトでマークシートの表をコピーし、必要事項を記入したものを当日持参し、書き写す方法が良いでしょう。
当日個人情報を記入する際は、コピーの持参を机の上に出すことが許可されていて、カンニングにはなりませんので、ご安心下さい。
字が書けない、あるいはコピーがあっても記入出来ない場合は、親が一緒に試験会場に入って、代筆することも出来ます。
こちらに関しては、私は詳細情報を知らないので、詳しく知りたい方は協会までお問い合せ下さい。
3級以上を受験する方は要注意
3級以上を受験する方は、1次試験の際に、2次試験の会場を指定しなければなりません。
こちらも事前に過去問の最後のページを見ながら相談し、どの地名を選んで欲しいか、子どもに伝えておく必要があります。
そして、3級以上を受験した場合、合格していたらすぐに2次試験がありますよね。
そのため、出来るだけ早く合格しているかどうか知る必要があります。
公式会場の解答速報は、翌日には公開になりますので、問題用紙に答えをきちんとメモしていれば、自己採点が出来ます。
マークシートに書いて満足、という子が多いので、問題用紙にもきちんと答えを残しておくように伝えておきましょう。
初めての受験で、分からないこともたくさんあるかと思いますが、出来ることからきっちり準備していきましょう。