極東で英語を学ぶ

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留学せずに日本国内で英語を学ぶ方法を模索する現役英会話講師のブログ

TOEIC派だった私が英検準1級2017年度第2回(10/8)を受けた感想

お久しぶりです。ヤイチです。

英検受けます!と宣言はしたものの、仕事が忙しくほとんど対策出来ないまま、昨日試験を受けてきました。

今日は、TOEIC派だった私が英検を10年ぶりくらいに受験して、びっくりしたことなどを書いてみたいと思います。

 

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photo credit: igo.rs If only these boards could speak via photopin (license)

 

 

 

受験会場の周りは大渋滞

これは会場にもよると思いますが、英検は小学生中学生の受験者が多いため、車で送ってもらう子どもたちが多くいます。そのため受験会場の周りは朝から大渋滞でした。

バスや自家用車で会場に向かう方は注意された方が良いと思います。

 

席は端から詰めて座る

TOEICなら、受験番号の順番に座席が指定されますよね。

英検は、指定された教室に行くと、来た順で左隅から座らされました。

私は窓側1番後ろの席になり、テスト前にトイレに行くのも楽でしたし、テスト中も視界に人の姿を捉えることがなく、集中出来ました。

 

前の方に座りたい、廊下側が良い、など希望がある方は、早めに行って入り口の前で待ち、希望の席に座れるように調整することも可能かと思います。

 

リスニングが一斉放送ではない

これはTOEICでも会場によるのかもしれませんが、私がTOEICを受けた時はいずれも、リスニングは会場一斉放送でした。

そのため他の教室のリスニングの音がズレて聞こえてくる、ということはありませんでした。

 

英検は、同じ会場で様々な級の試験があるため、リスニングCDは教室毎に試験官が再生します。

そのため、会場によっては他の教室のリスニングの音が若干ズレてモゴモゴと聞こえてきます。

また、級によって終了時間が違いますので、試験が終わって解放された子どもたちの楽しそうな声が聞こえてくる場合もあります。

英検のリスニングは、周りのノイズがあっても解けるくらいまでブラッシュアップしておく必要があるでしょう。

 

問題は書き込み持ち帰りOK、ゆえに解答速報がすぐ出る

これは子どもに英検指導をしているため事前に知っていましたが、英検はTOEICと違って問題に書き込みOK、持ち帰りOKです。

そのためネットではすぐに解答速報が出回りますし、自分で家に帰ってから辞書などを使って、すぐに解きなおしをすることも出来ます。

これはTOEICに比べるとかなり受験者フレンドリーだなあ、と思います。

 

ところで、なぜ今ごろ英検?

ところで、なぜ今ごろTOEIC派の私が英検を受けたか、という理由をお話しします。

今、受験業界で英検がかなり勢力を伸ばしているのをご存知ですか?

英検◯級を持っていれば大学入試の際、英語のテストは満点扱い、という制度を導入する大学が増えてきています。

一昔前までは、それって偏差値がイマイチな大学のやることじゃない?というイメージがうっすらありましたが、今は有名大学もこの制度を導入し始めているのです。

 

そして、そのような制度に対応するため、英検は進化を続けています。

4年以上英検指導をしていますが、英検は毎年難化が進んでいると感じています。

そして、これ以上難化する前に取っておこう、と思ったのが、受験の理由です。

 

 

次の記事では、試験問題について少し詳しくコメントしてみます。